無免許運転事故を起こしたらどうなる?対策と過去の事例をご紹介

免許証

最近、ニュースでも話題になることが多い「無免許運転事故」。無免許と聞いてイメージするのは、そもそも免許を取っていないと思いがちですが、他にも免許の有効期限が切れて更新に行っていない方も無免許扱いになります。無免許の状態で車を運転することは法律に違反していますし、その状態で事故を起こすと軽度の被害であっても深刻な交通違反として罰せられます。

また、未成年が無免許運転事故を起こした場合、親に責任が問われることになって罰金刑などを受けることも。もし保険に入っていたとしても補償内容が大きく変わるので、通常の事故とは全く違う対応になります。

無免許運転事故の事例

過去に起こった無免許運転事故をいくつかご紹介します。

免許取り消し処分を受けた後に再取得せずに無免許のまま人身事故を起こした方は、相手側に軽傷を負わせました。通常なら、保険会社を介して示談を行なう内容なのに無免許だったことで逮捕されています。

未成年者が起こした事故は、運転の経験が全くない純無免の状態で速度超過したまま歩道に乗り上げて塀などにぶつかりました。その際に乗っていた同乗者が重傷負い、書類送検されています。

同じく未成年者が電柱に衝突した事故もあります。これは、事故が起こったときに同乗者にケガをさせただけでなく負傷者を置き去りにした事故です。無免許でひき逃げという最悪な事故のため、深刻な罪を負わせられる可能性があります。

無免許運転を防ぐには

では、どうやって無免許運転を防ぐのでしょうか。未成年者が無免許で運転するとなれば、車を提供する人間が必要になります。大人の中には、ちょっとだけなら運転させてもいいだろうと思っている人もいるので、そういった人間と付き合わさせないようにすることが大切です。それに、車を提供した人間も罰せられる対象になるため、見つけ次第すぐに警察へ連絡するのも有効な手段といえます。車がなければ無免許運転は起こりませんので、しっかりと子どもの様子を日頃から見ておく必要があります。盗難した場合は、無免許だけでなく盗難としても罰せられます。

どちらにしても親の監督不届きとして扱われることが多いため、日頃から注意しておいたほうがよいでしょう。もちろん、無免許運転した未成年が見つかったり、事故を起こしたりしたら本人も罰せられます。損害賠償金額の請求もあるため、支払い能力がない未成年者だと親が代わりに支払うことになります。

有効期限切れの免許証を持っているのなら、早急に免許の更新へ行きましょう。免許の更新さえしておけば、無免許運転になることはありません。それに、有効期限切れの免許証を所持しているだけでも違反になるので罰金刑になることもあります。更新期限が過ぎても手続きを行なえば大丈夫なので、早めに行くことをおすすめします。入院などでやむ負えず何年か行けなかった場合も、証拠となる書類などを持って行けば更新ができます。

車は便利な乗り物なので乗りたくなる気持ちは分かります。しかし、間違ったら大きな事故につなげる乗り物でもあるのです。そのため、教習所に行って車の交通ルールや技術を身につけてから免許証を取得する環境が整っています。免許の有効期限があるのも、更新のときに講習を受けることで再認識できるからです。それに、何度も交通違反を繰り返している人が免許停止や取り消しになるのも、意識が足りないことの代償なので仕方がないことです。

このように、車になぜ免許が必要なのかという背景を理解していれば、無免許運転しようと思わないはず。今一度車を乗ることの重大さを考えてみてはいかがでしょうか。そう意識するだけでも、無免許運転を防ぎやすくなりますし、事故だって起こることがなくなるでしょう。